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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第21章 温泉にて





その頃女湯では桃井がのびのびと温泉に入っており、名前は知っていからなのか特に気にせず2号と遊びながらお湯に浸かっていた


桃井
「はー気持ちいー。なんか最近肩コリとかひどくて、リコさんはそーゆーの無さそうでホント羨ましいです」


相田
「うっさいわね!!
(まさかこんな所で因縁の相手と出くわすなんて…偶然?それとも…あと改めて気になるのが…)」



桃井の身体をアナライザー・アイこと読み取る眼を使ってバストサイズを視た。するとFCUPとの結果が出てきて、ついでにと名前のも視ていた

すると桃井よりは小さいものの世間的には大きいであろうサイズが出てきて、相田は口元までお湯に浸けた



相田
「(マジででかいわねコイツらっっ!!)」


桃井
「何か殺気でてますよ?」


名前
『(…申し訳ないです)』


桃井
「あ、そうだ。実は伝えておきたいことがあるんですけど…」



桃井の口から出てきた言葉に相田はまた目を見開き、「…え!?」と声を出した。それと対になるように名前は目を瞑り、またゆっくりと目を開いた

その頃男湯では若松が「あっぢぃーもうだめだ!!」と言って水風呂へと頭から突っ込んでいった。それを見た今吉は「まだ5分もたってないやん。頼むでジュース賭けてんやから」と言い肘を自身の膝の上に置いた

彼らはなぜかモアッ…としたサウナの中でジュースを賭けて戦っており、桜井なんてはフラッ…と倒れそうになっていた



木吉
「大丈夫か?」


桜井
「ハッ!!大丈夫ですスミマセン!!」


木吉
「いや…謝らなくていいんだけど…?」


若松
「復活!!」


小金井
「うおおいなんだソレ!?」


今吉
「そう言えばこの前の試合見たで、改めてWC出場おめでとさん」


伊月
「…どうも」

今吉
「夏から随分レベルアップしたみたいやな、見間違えたで」


日向
「…そんな話しにきたんじゃねぇだろ。こんな所でたまたま出くわすなんてそんな偶然そうそうあるわけないだろ。いったいどういうつもりだ」


今吉
「………」



日向の質問に今吉はすぐに答えず、口元は笑っているもののその表情は見えなかった

空気は重いが賑やかなサウナと反対に、黒子と青峰がいる自販機付近の場所では何も会話はなかった










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