第18章 幼馴染み
そんな私を見てか、悠斗は困ったように笑って、それで
悠斗 「ま、ゆっくり考えろ。んで、俺もおまえも納得いく答え出せよ」
悠斗はやっぱり優しい。
みゆき 「ありがと・・・・。でもよく私が忘れ・・・・じゃなくて、それについて考えてなかったってわかったね」
心から感心した。
悠斗ってやっぱ、こうなんていうか・・・・
悠斗 「はぁ?いつから一緒にいると思ってんの?」
以心伝心・・・・っていうのは少し言い過ぎかもだけど、
言わなくても知ってる、みたいな感じなんだよなぁ。
みゆき 「ふふっ」
悠斗 「?んだよ?」
みゆき 「ん?いや、小学生の時に、私がさぁ、遠足で班からはぐれたときのこと、思い出しちゃってさ。」
そう、あれはー・・・・6,7年前のことだったっけ?