第29章 ホワイトクリスマス
優菜 「桃はすごいよ~?中学告られまくりなのに一貫して『小学生の時一目ぼれした人がいます』って!絶対悠斗君だってばw」
みゆき 「こ、コワ・・・。」
優菜 「そこまでいくと執念だよね笑 私のモノにしてやるー・・・って、きゃ!ももももも桃香ッ」
いつの間にかジュースを私たちに差し入れに来ていた桃香と目が合う。優菜は話していた内容だけに驚きも倍増らしい。目を大きく開けて桃香にぎこちない笑みを浮かべている
みゆき 「そ、それにしても優香、こん中で誰がタイプ、なのかなぁ?」
私も焦りつつ、スマホをタップして一枚の写真を表示する。
なんとか話題を変えなくてはと冷や汗が指先に伝わる