第28章 DTS製薬
カナコ 「んー、なんかいつもと違う?みゆき」
みゆき 「え?そ、そう?」
もしかして、カナコ、私のこと気にかけて・・・
カナコ 「あ!もしかして、化粧してる?してるよね?いつもしてなくない?」
なかった。
みゆき 「ア、ハハハ・・・・いつも・・・はファンデーションとアイラインかな。今日はマスカラもつけてるから・・・ってよく気づいたね?」
乾いた笑いとちょっと肩透かしを食らったような気分で、
つい、小さく噴いてしまった。
微妙な気分でカナコを見ると
カナコ 「あっ、これうまっ!?」
チーズ入りたこ焼きをそれはもうものすごく美味しそうに頬張っていた