第21章 お願い
誠 「実は・・・・・さ。俺、薬盛られたっぽいんだよね」
みゆき 「・・・・は?」
誠 「いや、そんな顔すなよ。笑
いや、みゆきのとは違う・・・ただの媚薬・・・っぽい。」
みゆき 「えっ、ちょっと待ってよ!?えっ、だ、誰に・・・・」
意味わかんない。
てか、え?・・・は?
パニくる私をよそに誠は、だから、と前置きをして、私の背中に手をまわした。
みゆき 「!」
おさまってた疼きが。
誠 「・・・・とりあえずさ、俺、今ヤバいから。」
鳥肌が立って、ゾクリとする。
それくらい、今の誠は、妖艶な息遣いで、瞳も、色っぽかった。
誠が、かっこよく見えたのは・・・・薬の、せい・・・?