第18章 幼馴染み
確か、優菜ちゃんだったかな?
あのこも、結局、悠斗のことが好きだったんだっけ。
だから、まだ覚えてるんだよなぁ、名前。
色んな意味で強烈な子だったから。
優菜 「ねぇねぇ!桃香たちっ、いい感じだねぇ!」
ってヒソヒソと私にいってきた。
みゆき 「え?あ、ああ・・・・。うん。」
歯切れの悪い私は確か、なんか考え事をしてた。
何考えてたっけかなぁ・・・・・?
とりあえず、何か、考えてて完全に上の空だった。
みゆき 「・・・・・・・。」
そのせいだったと思う。
雨が降って泥で滑りやすい場に足に力をかけて、
盛大に私は滑ってー・・・・
落下した。