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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第64章 劇物








エルヴィンを出し抜いたリヴァイは、
「エルヴィンに邪魔されないように鍵も掛けねぇとな」と
考えながらナナシの部屋に飛び込んだ。



そして言葉を失い硬直する。



そこにはベッドですやすや眠るナナシがいた。
大人しく眠っているナナシは別に問題じゃない。
問題なのは、眠っているナナシに添い寝する形で
ベッドに横たわっている大男の存在だった。


「ちゃっかりドサクサに紛れて何ヤってやがる!ミケェェェっ!!」


本日二度目の飛び蹴りがミケの顔面を襲ったが、
精鋭であるミケはリヴァイの足を掴んで何とかそれを防ぐ。

・・・が、リヴァイの勢いが凄まじく、
彼と共にベッドから転がり落ち寝技での攻防が始まった。

とは言っても、一方的にリヴァイが攻撃しているだけであるが。







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