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過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 前編】

第58章 お人好しの生贄







匂いを確かめ終わったミケからも
「断定は出来ないが・・・」と、使われているのは意識を
朦朧とさせる薬ではないかという意見が出る。


すぐ近くにハンジがいれば何かわかったかもしれないが、
広い会場では彼女がどこにいるかもわからない。


大人を酩酊状態にさせて、何の犯罪が行われるか・・・・


普通に考えれば、三兵団が揃った場所を
襲撃しようという馬鹿はいないが、
残念ながら今現在その馬鹿が外に存在するので
それは棚上げしておく。

残酷な現実を逸早く受け入れて対処を考えるのが調査兵団だ。
平和ボケした憲兵団や駐屯兵団とは違う。


あと考えられるのは、酒を飲める大人の兵士を無効化して
兵士を嬲り殺しにしたり、貴族や商会という金持ちがいるので
そこから金品を奪う事だが、この場ではどちらもデメリットが
あり過ぎる気がするのだ。







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