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夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第1章 進撃の巨人 夏祭り



その後

何故かリンゴを手で持って
丸かじりしながら歩く私

あー、何か
好きな人にもらったリンゴで
己の身を滅ぼしてる感じ?

切なー……


「コニー!これは食べてもいいんですか?!」

「お、俺にはわかんねぇよ!」


手に入れた金魚を前に叫ぶ馬k…否、サシャとコニー
それ食べて永遠に黙ってほしい


据わった目でひたすら遠くを見つめていると
前方で

アニの手を握ろうとして何度も空振りするベルトルさん発見
いつもなら手助けするが
スルーだ

私の乙女ライフはだいぶ削れている
リンゴによって


何故、何故私は大好きなリヴァイさんといて
手も繋げず、リンゴ食ってるんだろうか…!

うわぁ、悲しー…


悲壮感が全身から染み出してきた頃


「アルミン!もうすぐ、ハナビ、っていうのが
始まるんだってよ!」

またしても無邪気な青年の声

「ミカサ!早く行こう!」

「わかった。」


ミカサという少女は
ジャンという青年からのリンゴ飴を片手に
あっさりエレンの元へ走っていった

……憐れな
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