第43章 サプライズデート 〈山口忠〉
忠「朱鳥ちゃん、さっきは変な勘違いしてごめん、こんな俺だけど、これからも俺と一緒にいてくれる?」
忠くんは私と向き合うと手を繋いで言い出した。
「もう、謝らなくていいって言ったじゃん?
忠くんって優しいけどちょっと弱気なところあるよね?」
忠「ご、ごめん」
そう言ったら忠くんはちょっと肩を下げた。
「でもね、私はそんな忠くんも好きなんだ!
それに、さっきの凄くカッコよかった!!
私もこれからも忠くんと一緒といたいよ。」
私は握られた手を握り返して笑って言った。
忠「!!
ありがとう朱鳥……これからもよろしく。」
忠くんは私を呼び捨てで呼んで優しいキスをしてくれた。
「うん、こちらこそ!!」
ビックリしたけど凄く嬉しくて
忠くんに抱きついた。
-サプライズデート-
END