第33章 年上カノジョ 〈灰羽リエーフ〉
リ「な…何ですか!?」
「……やっぱちょっとでかいな…。」
正面に立ったリエーフ見上げて黒羽が呟く。
リ「…スイマセン…。」
「あーいやそういう意味じゃないから。
……ねぇ、ちょっと目線合わせてよ。」
リ「ハ…ハイ。」
そう言われリエーフが黒羽の目線に合わせた。
何をするのかと思ったら黒羽が
リエーフの顔をそっと触れると
俺たちがいるにも関わらず、
リエーフにキスをした。
一気に辺りは静まり、
全員が固まった。
幸い、猫又監督や直井コーチがいなかったからよかったけど。