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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第16章 雄英文化祭編


緑谷は顔を覆った。

――僕、今、ちょっと変な目で見てなかった!?

そう思った途端、ますます顔が熱くなった。
「デクくん?」

突然声をかけられ、緑谷は飛び上がった。

「ひゃっ!?」

「……大丈夫?」

目の前には、心配そうにこちらを覗き込む麗日がいた。

「顔が赤いけど、暑い?」

「い、いや!違うよ!全然、暑くない!」

「そう?無理したらいかんよ」

麗日はそう言って、優しく微笑んだ。

「デクくんも、いつも頑張っとるし、疲れたら、ちゃんと休憩してね」

「……っ、は、はい!」

緑谷は、まともに麗日の顔を見られなかった。
その背中を見送った緑谷は、しばらく動けなかった。

「……だめだ」

小さく呟き、両手で顔を覆う。


――今の、絶対に変だったよね……!?


一方、ドラムセットの前に戻った爆豪も、緑谷の様子を横目で見ていた。


「……何やってんだ、あいつ」


顔を真っ赤にして固まっている緑谷。


その視線の先には、楽しそうに耳郎と話すおもち。


爆豪はすぐに察した。


「……チッ」


面白くない。
非常に、面白くない。


「おい、デク!!」


「は、はいっ!?」


「ボサッとしてんじゃねぇ!!」


「ご、ごめん!」


緑谷が慌てて自分の持ち場に戻った。

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