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先生♡ロリコンになってください♪

第20章 ホントの気持ちのち・・・天女の失踪


そのまま屋上に通じる階段の踊り場に連行され、壁ドンされた。左耳ギリギリに手をつかれた状態。愛里沙の顔が間近だ。これで、あの時みたいなとろけ顔だったら超嬉しいのだが、今の愛里沙の顔はめちゃくちゃ険しい。

こ、怖いよおお!!

「秋良!・・・あれは・・・あれは違うから!!!」

あれ・・・とは?
愛里沙が若干視線をそらす。珍しく言いにくそうにする。

「あの時・・・あの・・・秋良のことを・・・」

好きとか言ったのは・・・という言葉は本当に聞き取れるかどうかぎりぎりぐらいの声量だった。

「え・・・でも・・・」

馬鹿な僕はつい口走ってしまう。愛里沙がギン!とまた殺気のこもった目で僕を見た。

「ち・が・う・か・ら!!!分かった!?」
「はひ・・・」
「あれはね!あの先生の変な薬のせいであって、気の・・・気の迷いよ!気の迷い!!!」

じゃあね!と言い残してさっさと言ってしまう。

僕は、涙目だ。

ひどい。あんまりだ・・・。そんな否定しなくても・・・。
でも、まあ、そうだよな。愛里沙が僕の事好きとか・・・ないよなあ・・・。

はあ・・・。
大きなため息が出た。

「また、同じ日常の繰り返しか・・・」
ひとりごちして、トボトボと教室に戻った。

この時の僕の背中は、きっと哀愁で煤けていたに違いない。
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