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ずっと前から (降谷零/R18)

第28章 地獄から天国


「は着替えてきて。朝食は僕が用意するよ」

「えっ、いいよ…!着替えるのはすぐだから、零は仕事行く仕度して?」

「、僕のことはいいから。もう何十回も言ったはずだ」

「あ…うん」

「着替えたら座ってゆっくりしてて。夜中に何度も起きてたんだろ?
家事はしなくていい。僕がいるときは頼って。これも何回も言った」

「あ…はい」

「じゃあ行っておいで。僕の可愛い奥さん」

軽く唇を重ねてを送り出す。

「れ、零っ!糖度がすごい…っ!付き合ってたころより上がってるから!」

「当たり前だろ、離れてた七年分の割り増しがあるんだから」

「割増率も上昇してるよ!バグってない?!」

「バグってない。
『いつか家族が増えても、僕はのことを恋人として大切にするつもりでいる』っていっただろ。
どんどん惚れさせられてるだけだ。
ほら、早く行け。ゆっくりしてたら睦が飽きてぐずり出すぞ?」


言った直後に、睦が泣き始めようとする声を出した。


「……零の遺伝子、かしこすぎる。
話、理解したんじゃない?」

「くくっ。何でだよ。さっきのんだところならオムツだろ。僕が見るから」

「ふふっ、そうだね。ありがと。着替えてくるね」

「あぁ、急がなくていいよ。
…──ん?オムツじゃないな、ぐずっただけか?
どうした、睦。トレーニングが終わったのかー?強い男になるんだぞ?」


まだふにゃふにゃして首の座らない我が子を腕の中であやした。




、ありがとう


僕はすごく幸せだ


夢なら覚めないでくれ


この幸せを、手放したくない…………





【地獄から天国】
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