• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

ずっと前から (降谷零/R18)

第22章 幸せな日々


「よかった。誤解されたままにならなくて。」


「その人にも、好きだと言っていたのか?」

「え………それは、まぁ、言うよ。」


「愛してるって伝え合いながら抱き合うのか?」

「えっ!!? あ…それは……答えるの…? あっ…いや、まぁ…必要な雰囲気なら、それも言うかな…。」


「幸せだった?」

「待って何この質問…本当にいる?
ちょっ…と、その目やめて怖いって。
ごめん、自分でもこれはよくわからない。」


「誤魔化されると追及したく…──」

「誤魔化してはないっ!
何で言えばいいのか…── そんなにシンプルな感情じゃなかった。
それを全く感じないわけじゃないけど…。
ただ、愛してくれればくれるほど、同じ熱量で愛を返せない申し訳なさが…、っ…零を忘れようとして自分の気持ちを誤魔化す虚しさも混ざって…── たまに、苦しくなる。
零と愛し合っているときのような、何の混じり気もない純粋な幸福感に満たされることはないよ…。」


「ん……そう…か。
ごめん、話しにくいことを言わせて…。」

「これで聞きたいことは満足した?」


「まだある。」

「嘘でしょ?ふふっ。もういいじゃん。」




/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp