• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

ずっと前から (降谷零/R18)

第21章 酔うと… ※


零は私から出た体液をやさしく拭き取った。かなりご機嫌に。

「ごめんね…、零にかかっちゃって…。」
「僕がしたことだから気にしなくていい。それに、嬉しいよ。…体、起こして。」

「んっ……」


上体を起こしてもらい、座っている零の上に座らされる。

かなり密着してるから、身体を眺められることはなくなって、さっきよりも恥ずかしさはないものの……零の顔がすごく近い。
ふつうでいい。ふつうがいい。ふつうにしてほしい!

そう思っているのが顔に出ていたのか、私の表情を見て零がクスクス笑って「どうした?」と聞く。

どうしたも何も…!
……言えない。これも恥ずかしいから嫌とは。

「ううん?何でもない。」

熟練の経験者ぶって、スンってしておいた。意味ないけど。

零は私の腰に手を回して、ギュウッと抱きしめてくれた。
私は零の首に手を回し、頭ごと抱き寄せる。

零が私の首元にいる。
なんか…、可愛い。愛おしい。


「、動いて?」

えっ?あ、これは私が動く系のやつ?
この姿勢でどんなふうに……。
さっき熟練の経験者ぶったばかりなのに、もう化けの皮を自ら剥がすしかないなんてっ!

「ごめん…えっと、どんなふうに……」

零はニヤっと笑って、すこし上目遣いでじっと私を見た。

うっ…!かっこいい……っ!!
思わず顔を逸らしてしまう。

「ん…っ、締まったな…?くくっ。どっちも分かりやすい反応。じゃあ、僕が動くよ。」

/ 442ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp