第19章 強盗(1)
犯人が近くの車に乗り込み、発進させた。どうやら他に仲間は乗っていないらしい。
「コナンくん、の位置は動いたか?」
─ピッ 「動いた!探偵バッチは持っていってるよ!」
は冷静に判断できたようだな。
「よし、追うぞ。」
犯人の車種・色・ナンバーを風見へ連絡し、周辺に規制を張らせるよう指示した。
コナンくんは赤井に電話をしたようだ。
犯人が逃走してこんなに早く赤井に繋がるということは、没収させたスマホは予備のみだな。
「コナンくん、僕の車に!」
「安室さんの車は目立ちすぎてすぐに見つかる!通話を繋げておいて!僕はスケボーで追う!」
「道路交通法違反だ!いや、それもあるがスケボーも目立ちすぎだ!」
「いいから早く追って!場所は電話で伝えるよ!!」
公安警察の僕に"いいから"とは、大した度胸だよ。
「ふっ、助けている余裕はないぞ。」
「僕は大丈夫だよ。安室さんの方こそ、そんなに焦っていていいの?」
「言ってくれるね。」
急いで車まで戻り、少し距離をおいて犯人の後を追う。
──落ち着け。感情的になると判断を間違える。焦りこそ最大のトラップだ…。
コナンくんと通話を繋げ、移動した経路を確認しながら追跡する。
気付かれるとに何をするかわからない。