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ずっと前から (降谷零/R18)

第17章 愛しつづけるよ ※


「もう一つある。」

「何だっけ?」

「赤井の車に乗るな。」

「おぉぅ……そうだったね。オーケーオーケー任せてよ〜。」

「僕の幸せのためなら、頑張ってくれるよな?」

「えっとー…、それって幸せと関係ある?」

「ある。」

「ふふふっ。じゃあ、叶えてあげるしかないね。」

「よかった。安心したから幸せになれた。」



そう言って、クスクス笑いながら私をギュッと抱きしめ、幸せそうに私の首筋にに擦り寄る。可愛い……

零の髪を優しく撫でると、目を合わせて穏やかに微笑んだ。

安室透の、貼り付けたような上辺だけの笑顔じゃなく、感情のこもった優しい降谷零の笑顔が、私だけを見ている。

この笑顔を見られることが、すごく幸せ…──

零は優しく口付けを落とし、いつものように愛の言葉を囁いた。

もう何百回、この言葉を伝え合ったかわからない。
その想いが自然と溢れ、止まらなくなる。


やっぱり零に抱きしめられると心が温かい。
幸せで泣きそう…。



「…僕は今、すごく幸せだ。」


零も同じ気持ちでいてくれていたことが、たまらなく嬉しかった。


ポロポロと涙がこぼれ落ち、零が私の涙に口付ける。


「零……私も、すごく幸せだよ。愛してる。ずっと、この先も、零のこと愛しつづけるよ……」



【愛しつづけるよ】


fin.


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