第17章 愛しつづけるよ ※
「ところで、に聞きたいことがある。」
「ん?」
「帰ったら聞くって言った話。」
「あー…病院のこと?」
「そう。何がどうなってそこにいたんだ。」
「赤井さんに送ってもらってる途中、用事ができたから近くだし寄り道することになって。すぐのはずが、そこで仲間の人が怪我をしてたから、そのまま病院に向かったの。」
「はぁー。やはり予想どおりか。まったく、危険な場所にを連れて行くなんて。」
「ほんと。私、一般市民なのに。キャメルさんが銃で撃たれたっていうからびっくりしたよ。なかなか血も止まらなくて、こわくて震えた。」
「ハンカチと服、捨てたから。」
「やっぱりキャメルさんに会ったんだね。うん、いいよ。ありがとう。」
「新しいのを僕が買うよ。」
「ふふっ。なんで零が気にするの。」
「赤井とは……何を話したんだ?」
「え…何を話したっけ。
あ!ごめん、言ってよかったのかわからないけど、零と結婚すること、動揺しすぎてバレちゃった。」
「それは言ってくれて構わない。むしろ赤井には言え。」
「そう?それならよかった。」
「それだけか?」
「ん?それだけって…他に何が聞きたいの?」
「言い寄られたり、口説かれたりは?」
「ないない。あるわけないでしょ。『君が幸せなら、それでいい』って言ってたから祝福してくれてた感じだったよ。」
すごい勘がいいなぁ…。
抱きしめられた〜なんて言ったらブチギレだろうなぁー……
隠しごとはすぐバレるし、怒るくせに何でも根掘り葉掘り聞いて私の反応から当ててくるんだから。
零を怒らせずに伝えるとか難易度高すぎ。
いや…そんなことない……諦めたらそこで終わりだ!!
この先何十年も零と人生を歩むなら、このくらい朝飯前くらいにできないと!
私だってレベルアップしてるはず。
頑張れ自分!!!
平和な家庭のために、零を怒らせずにこの話を終わらせる……!