第13章 探るな危険
*
別荘に戻り、シャワールームで体を洗い、みんなでバーベキューの準備をする。
準備といっても、ほとんど世話人さんが用意してくれていたから、食材を冷蔵庫から出して庭に運ぶ。
みんな長距離移動したあとに海で遊んでかなり疲れてるだろうし、すごく助かる。
みんなで楽しみながら食べているとき、透さんからこっそりと声をかけられた。
「ずいぶんコナンくんと仲が良いんだな。」
「え?そうかな?小学生にしては子どもっぽくなくて喋りやすいのかも。」
「海で何の話をしていたんだ?楽しそうだったけど。」
「あー……それは内緒。まぁ、恋愛話みたいな?」
「……小学生と恋愛話?」
「ふふっ。変だよね。透さんがナンパされてるのをコナンくんが気にしてくれて。『いいの?』って聞かれたから、『殺意飛ばしておく』って話してたの。」
「見てたのか。」
「見えちゃったの。殺意届かなかったかぁー。なんの覇気も出ないもんなぁ。」
「すぐ断ったよ。」
「ん。心移りしないでね。私だけを見て?」
「当たり前だ。しか見えないし興味ないって言ったろ。
それにしても、はあんまり妬かないな。」
「いまの、やきもちだけど?殺意まで飛ばしてるんだから。まぁ、届かなかったけど。
その顔と肉体を披露しながらウロつくなんて、声をかけてって言ってるようなものだから、もう少し自重してね。知らない人に襲われちゃうよ?」
「……それは、こっちのセリフだ。」
「ん?ラッシュガード脱いでないよ?」
「服が濡れて少し体のラインが透けてたし、白くて綺麗な脚が全部出てた。
何度も男からじろじろ見られてただろ。
僕やコナンくんが近くにいなかったら知らない人に連れて行かれて襲われてたぞ。」
「んー?そのまま返してきたな?」
「……悪い。この話は今はやめよう。」
「そうだね。みんなの前で言い合いするわけには……。」
「いや。嫉妬で抱き潰すまで止まれなくなるからあとで。」
「「!!?」」
……ん?