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ずっと前から (降谷零/R18)

第13章 探るな危険


「んー…じゃあ、甘やかしてあげるのは?
“事件続きで大変だったね”って抱きしめてあげてラブラブな空気にしちゃえば、その流れで新一くんから愛してるよって言ってくれるかも!」

園子「わぁ!もしかしてそれって!」

そう言って園子ちゃんは透さんを見た。

「は…? えっ!!? いゃぁぁあ!!やめて!違うの!違うから!!例えばの話!!」

透「ふふっ。なるほど、僕がベタ惚れになってしまうさんのテクニックはそれでしたか。」

「待って!?してないよね!?否定して!!」

透「うーん、思い当たることがけっこう……」
「ないよ!!!」

園子「わぁー!私も真さんに……!」

蘭「……甘やかしてあげる、かぁ。」



もう無理だ。この場からさっさと逃げよう。

「えっと… 私そろそろ行こうかな。来週のために水着も買いたいし。」

透「さん、僕ももうすぐ終わるので一緒に行きましょう。少し待っててください。」

「え? いや、だから買い物してから帰るので……」

透「はい。聞こえてますよ。ふふっ。」

えぇぇ…透さんがいると選びにくいな。
いろいろ言われて自分がいいと思ったのは買えない予感がする…!
でももう引いてくれないよねぇ。

「……わかりました。一緒にいきましょう。」


*

ポアロを出て、二人で車に乗り込んだ。

「どこに行けばいい?東都デパートか、杯戸ショッピングモールあたりか?」

「うん。じゃあ東都デパートにお願いできる?」

「了解。」

「ありがとう。付き添ってもらっても暇だと思うのに、ほんとにいいの?」

「あぁ。近くで待ってるよ。」

おおっ!?口出す気なさそう!!
面積がどうとか、紐がすぐ取れそうとか、腰を冷やすとどうこうとか言いそうなのに!!
勝手に零のこと、こういう人だと決め付けて考えたらだめだなぁ…。
ちょっと反省。


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