第15章 沈黙の恋心
寂しさから、社会人サークルにいくつか顔を出して、
そのうちのひとつに定期的に通うようになった。
そして、そこで出会った女性と、
恋に落ちた。
その人も、バツイチで
そんな共通点もあったからかもしれない。
結婚には正直躊躇があった。
もしかしたら自分では気が付かない、欠点があって、
それが、相手を不快にさせていたのかもしれないとか、
女性に好かれないタイプなのかもとか・・・。
でも、一番は、またあんな思いをしたくないと、
そう思ったからだった。
ある時、見るに見かねてか、同じサークル
私よりあとに入ってきた女性が、
「好きなら結婚しちゃいなよ」
「人生一度っきゃないんだしさ!」
と言った。
そう言ってくれたことがきっかけで、
桜の季節に、ゴールインできた。
前妻から離婚の話をされた日から、
1年半が、過ぎていた。