第7章 太智君目線
太智君「うん・・・実はさ、俺、見ちゃったんだ。」
舜太君『見たって何を?』
太智君「ちゃんが、勇ちゃんに抱き締められてるとこ。」
舜太君『はっ?』
太智君「それで何故か俺、ショック受けてしまって、イライラしてちゃんに酷い態度取った」
舜太君『太ちゃん、それって・・・』
太智君「でもさ、何で、それが、ショックだったのか良く分からなくて家に帰ってきてから、ずっと考えてた。」
舜太君『太ちゃん?それ本気で言ってんの?本気で分からんの?』
太智君「えっ?うん、分からん。」
舜太君『小学生じゃないんだから(呆)太ちゃんって今までに恋愛経験ある?』
太智君「失礼やな。あるよ。まぁ、人よりは少ないと思うけど。何故か、昔から、あんま人を本気で好きにならへんねん。」
舜太君『そっか、それで分からへんのかぁ。自分の気持ち。』
太智君「???」
舜太君『そう言えば、花蓮ちゃんは?一緒じゃないの?』
太智君「一緒じゃないよ?だって花蓮ちゃんと食事に行くって嘘やもん」
舜太君『えっ?嘘?』
太智君「うん。確かにLINEのやり取りしてたとこちゃんに見られた。でも、あれは食事のお誘いのLINEが来たから、断りのLINEをしてただけ。でも気付いたら、ちゃんに花蓮ちゃんと食事行くからYouTube撮りパスって言ってしまってた。何であんな嘘言って困らせたかったんやろ?俺、最低や。」
舜太君『それさぁ、多分やけど太ちゃんは、ちゃんの事、気になる存在になってへん?』
太智君「えっ?気になる存在?」
舜太君『うん、まだ完全に好きじゃなくても何となく好きかもって言う状態。』
太智君「確かにちゃんの事は、好きではあるよ?でも、それが恋愛の好きかって言うのは良く分からんねん」
舜太君『自分で気付いてないだけで、恋愛の好きになるのは時間の問題やと思うよ。だから太ちゃんは、勇ちゃんに嫉妬したんよ(笑)』
太智君「嫉妬?・・・俺、今まで恋愛で嫉妬なんてした事なかった。」
舜太君『だから分からんかったんやない?』