第1章 先生な彼
♪〜(チャイムが鳴る)
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T「はい、今日はここまで。
教室はまだ空けておくから、自由に使っていいよ。」
生徒たちは授業が終わると我先にと教室を出ていく。
T「まぁ誰も自習なんてしないか…」
と呆れたように呟く。
倫也が資料をまとめ教室を後にしようと立ち上がった瞬間、
「中村先生。少し時間いいですか?」
高3クラスの○○が声をかけてきた。
T「おぉ、いいよ。」
〇〇はいつも教室の隅に座る静かな生徒だ。
成績は3位以内をキープしている。
T「どこか分からないところがあった?」
「ここなんですけど…」
T「あ、これか…」
俺は彼女の向かいに座り、問題を教えた。
(まつげ長…、なんかいい匂いするし…)
なんて下心を抱きながらも説明を続ける。
「ありがとうございます、わかりました。」
T「それはよかった!〇〇ってほんと理解するの早いよね。」
「い、いえ、早くないからこうして時間作ってもらっちゃって…先生、?」
俺は気づくと〇〇の頭を撫でていた。
T「えらいよ。いつも頑張ってるね。」
「そ、そんなこと…」
否定しながらも顔を真っ赤にして俯く〇〇の姿を見て、俺の下腹部が熱く疼いたのは気のせいということにしておこう…。