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彼女はボクに発情しない
第9章 ボクと歌姫たちの三重奏
「飲み物、置いておきますね」
霧島くんが頼んだのだろう。ドリンクサービスをしに来た男性店員がサイドテーブルに人数分の飲み物を置いていった。
その瞬間。
ドクン
私の心臓が大きく高鳴った。眼の前が薄赤色に染まる。
手足がぼわんと温かくなる感じ。身体の感覚が鋭くなっていく・・・。
なんで、こんな時に!
私は『発情』した。
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