第26章 狂おしき愛の追想曲
「もうやめて、そんなこと・・・そんなこといつまでも繰り返すなら・・・・・・・・」
ああ・・・やめてくれ・・・やめてくれ・・・ごめん・・・ごめんよ、兄ちゃんが悪かった。もうしない・・・もうしないから・・・お願いだから、後生だから・・・・
ああ・・・神様!神様!!
もし、あなたを罵倒した僕が、あなたに祈ることが許されるなら、今祈らせてください。お願いです。今、が言おうとしていることを、言わせないでください。
慈悲を・・・御慈悲を!!!
「・・・もう、お兄ちゃんと、一生、口利かないから!!!」
その言葉が脳髄に届く前に、僕の心の安全装置が働いたようだ。僕は、あっさりと意識を手放した。