【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第18章 パーティー×初恋×五条
ガラガラガラ……
「失礼しま――」
言葉が止まった。
職員室の来客用スペース。
そこにいた人物を見て。
「な、七海さん!?」
思わず声が裏返る。
「えぇ?!お久しぶりです!!」
嬉しそうな声に七海がこちらへ視線を向けた。
「お久しぶりです」
いつもの落ち着いた声。
だが。
問題はその隣だった。
見慣れない女性が座っている。
柔らかな栗色の髪。
上品なワンピース。
穏やかな笑顔。
思わず固まるに、その女性は立ち上がった。
「あぁ、初めましてですね」
優しく微笑む。
「森川です」
ぺこりと頭を下げた。
「え…っと…」
(森川???七海さんの友達…?)
一瞬考える。
そして。
七海が自然な口調で言った。
「私の妻です」
「…………」
沈黙。
理解。
そして。
「えぇ、?!あぁ!お、お奥様……!?」
慌てて背筋を伸ばす。
「は、初めまして!蘆屋です!!」
勢いよく頭を下げた。
そんなを見て。
女性はくすりと笑う。
「あら」
「?」
「お名前一緒ですね」
二人とも“”だった。
「…で、ですね。恐縮です…。」
綺麗な人に見られるのはとても落ち着かない…。
「ふふっ」
柔らかな笑い声。
綺麗な人だった。
柔らかくて。
上品で。
優しくて。
そしてとても綺麗だ。
(はわわわ……)
思考が停止する。
そんな様子を見て。
近くで見ていた五条が吹き出した。
「はい、これ」
ぽん、と差し出される。
「え?」
振り返る。
手渡されたのは白を基調とした封筒だった。
角度によって淡くオーロラ色に輝いている。
高級感がすごい。
「これって……?」
不思議そうに見つめると。
七海が補足した。
「少し先ですが」
静かに微笑む。
「結婚式の招待状です」
「!!」
「是非来ていただけませんか」
数秒。
固まる。
そして。
「ぜひ!!!!」
即答だった。
嬉しさのあまり。
ぎゅっと目を閉じる。
その場でぴょこぴょこ跳ねる。