【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第15章 謹賀新年
「あっれ~?ちゃん、ご機嫌ななめじゃーん?」
にやっと、わかったように見つめる五条。
「ぬぅ~~~~、、、、」
それでもかたくなに警戒を解かない姿をみて
乙骨が小声でささやく。
「ご、五条先生、なにしたんですか…?
すっごい怒ってますけど!?」
「年末にちょっといたずらしちゃってね~」
と、いつもの調子で笑う五条。
そう、あれは、五条家での夜。
(久しぶりに一緒の布団で寝たから、
可愛すぎて、ちょっかいかけすぎたかな~。)
五条のせいで、気づいたら夜中の3時。
そこからお腹すいてカップ麺を食べて。
寝るのかと思いきや、またしても攻防戦が始まり。
負けたが、折れてされるがまま。
(…まだ怒ってんのか)
「さん、眠そうだね。寝れなかったの?」
変わらず優しい乙骨に、癒される。
「憂太くん~…」
「しゃけしゃけ」
「あ、棘くん。今年もよろしくね~」
「すじこ~?」
相変わらず何と言ってるのかわからない…
「あぁ、さん、寝不足みたい」
あ、なるほど、私を心配してくれてたのか。
走行やり取りをしていると、真希が口を開く。
「虎杖たちはまだか?」
腕を組みながら尋ねる。
「連絡だともうすぐらしいけど」
乙骨がスマホを確認する。
その時だった。
「すみませーーーん!!」
聞き覚えのある声が響いた。
人混みの向こうから手を振りながら走ってくる人物が見える。
「あっ」
私は思わず笑った。
虎杖だ。
その後ろには伏黒と釘崎もいる。
「遅れましたーー!!」
「だから早く出ろって言っただろ」
「うるさいわね!」
相変わらず騒がしい。
近付いてくるだけで周囲の空気が明るくなる。
「おはようございます!」
虎杖が元気よく頭を下げる。
「おう、遅刻魔」
真希が即座に返した。
「すみません!」
「すみませんじゃないのよ」
釘崎が呆れたようにため息を吐く。
伏黒は既に疲れた顔をしていた。
どうやら道中も大変だったらしい。
その様子に自然と笑いが零れる。
全員が揃ったところで、五条がぱんっと手を叩いた。
「はいはい、じゃあ行こっか」
その一言で皆の視線が前へ向く。