【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第13章 ただいま。
「……ちなみに」
「うん」
「その五条さんが欲しいプレゼントって・・・?」
五条は数秒考えるふりをした。
そして。
ぱっと笑う。
「とりあえず一日言うこと聞く券とか?」
「却下です」
即答だった。
「早っ」
五条はくすくすと笑いながら慣れた手つきで
の腰へ回した腕を軽く引き寄せる。
「じゃあ・・・」
今度は少しだけ真面目な声。
「君からキスしてよ。」
「だ、だめです。」
「ふーん。」
つまらなそうに呟く五条。
「じゃあさ」
「?」
「憂太に言っちゃおっかなぁ~」
が固まる。
「……何をですか」
五条の笑みが深くなる。
完全に意地悪な顔だった。
「ん~?」
が乙骨に言われたら困ることなんて
たくさん知ってるこの男は、完全に悪い顔をしていた。
「~~~~っ!い、いっかいだけですよ・・・」
「ふふーん♪」
「1回・・・だけですからね・・・」
念を押すに、
ほらほら、と言わんばかりに下から見上げる整った顔。
ソファに座る五条の上にそっとよりかかって、
軽くキスを落とす。
本当に軽く。
触れるだけのキス。
「ん、」
数秒目があう。
「おしまいです・・・・」
そう呟いてゆっくり離れようとしたその時。
五条の手が、それを阻止する。
「キスっていうのはさ~・・・」
そう言いながら、後頭部へ添えられた手に、ぐっと力が入る。
距離が一気に縮まる。
「ご――」
言葉は最後まで続かなかった。
再び唇が重なる。
逃げようとすると、後頭部に添えられた手が優しく支える。
「ん……」
思わず小さく息が漏れる。
「これくらい・・・ないと、じゃない?」
楽しそうな五条。
「あれれ~?かお、まっかだよ~」
追い打ちをかける五条に、少し睨むサンタさん。
「睨んでも謝んないよ~~~」
「ふん・・・っ」
ほっぺたを膨らまし、そっぽを向くサンタ。
「そんなに怒らなくてもいいのに~」
そんな反応が可笑しくて仕方ないのか、五条は肩を揺らして笑った。
窓の外では、雪が静かに降り続く。