【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第13章 ただいま。
慣れた手つきで、制服に着替え、寝室を後にする。
五条に、「おまたせしました」と合図を送り、目を合わせる。
「うん、君はその制服がよく似合うね」
「そうですか?」
鏡越しに見る自分の制服姿。
廊下の奥から、バタバタと慌ただしい足音が響いてくる。
「……?」
五条が少し首を傾げる。
早すぎない?
そう思った瞬間。
ドアが。
すぱーん、と勢いよく開いた。
「さん!!!!!!!!!!」
乙骨だった。
そのまま一切の躊躇もなく、一直線にへ突っ込んでくる。
が反応するより早く。
ぎゅううううっと、全力で抱きしめられた。
「よかった……本当に……無事で……!!」
ほとんど叫びに近い声。
は固まったまま、目をぱちぱちさせる。
「憂太くん…!」
その横で五条は、腕を組みながらぽつり。
「まったく・・・」
抱きしめた次は、そっと、の顔に手を添える。
「目・・・!見えるようになったんですね」
安心した乙骨の表情に、ゆっくりとうなずく。
「うん、見えてるよ」
ニコッと笑うをもう一度強く抱きしめる。
精一杯呼吸をして、を確認する。
華奢で柔らかい体。
匂い。
鼓動。
「よかった・・・・」
そう安堵していると、五条が口を開いた
「憂太、はやかったね」
そのセリフに乙骨は、少しだけむっとして、
じとっと五条を見る。
「最短できましたから。
あそこを、ひょいっと飛び越えて。」
と、塀を指さして、五条の家の敷地を正面からではなく、
塀を飛び越えて、渡り廊下からそのまま無断侵入してきたことを明かす。
「まったく、人のんちの敷地だってのに」
思わず笑う。
「あははっ、心配かけてばっかりでごめんね。」
その表情に、
その言葉に、
また1つ安堵する。
「本当ですよ。
・・・・おかりなさい。」
乙骨は優しくほほ笑む。
それにこたえるように微笑んだ。
「ただいま」
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