【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第12章 邂逅×解放
「えぇ??」
五条は心底傷付いたような顔をした。
「ひっどいなぁ」
わざとらしく肩を落とす。
「君が誘ったから添い寝してやったのに」
口元は完全に笑っていた。
「・・・・・?」
の思考が止まる。
「え?」
「え?」
「私がですか?」
「うん」
五条は頷く。
「離れないでーって服掴んでたし~」
「・・・。」
「やだーって言ってたし~」
「・・・。」
のちょっと、後悔した表情を見て、
五条は堪えきれず吹き出した。
「ははっ」
楽しそうな笑い声が部屋に響く。
主人公は布団を抱き締めながら固まっていた。
そんな様子を眺めながら、五条は身体を起こす。
「ま、いいや」
伸びを一つ。
白い髪がさらりと揺れる。
そして振り返った。
「ココアでも飲むかい?」
先ほどまでの悪戯っぽい顔とは違う。
どこか優しい笑み。
「久しぶりに学校行って、みんなに安否報告しなきゃね♪」
嬉しそうにキッチンへ向かう五条。
(安否報告・・・やっぱり、あれは夢じゃなかったんだ。)
五条の言葉に引っ掛かりを覚えて、夢ではなく現実だったことを何となく実感する。
もう一度自分のポケットまで丁寧に探す。
「・・・やっぱりない。」
少しだけしゅんとしていると、五条がココアを持って現れる。
「どうかした?ホラ」
「いえ、何でもないです。・・・ありがとうございます。」
ココアを受け取り、窓の外で朝日が昇るのをゆっくりと見つめる。
「なんだか、とっても深い夢を見ていた気がします」
そういって、目を閉じる。
ココアを口に運ぶと、優しい味。
いつもの味。
「・・・そう」
五条が、優しくほほ笑みながら自身のポケットに手を入れる。
五条の手の内にあるもの。
細く華奢な、チェーン。
「君が夢だと思えば、夢だし、ゆっくり決めたらいい」
(君が引き寄せた邂逅(かいこう)・・・悪くはなかったよ。)
五条は、夏油を思い出し、ふっと、笑う。
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邂逅・・・。
・思いがけなく巡り合うこと。
・運命的な出会い、再会
まさに、この出来事は2人
いや、5人にとての邂逅だった。