第38章 死者の手稿
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パソコンにあったメモから起こした話はこれでおしまいです。
ところで、不思議なことがあります。
私はこのメモのファイルを自分のPCの中に見つけましたが、Cさんという古書店主と会った記憶がないのです。この稿では固有名詞をすべて伏せていますが、私のPC上のファイルでは全ての固有名詞がそのまま記録されています。なので、実際にCさんのお店があったという住所を訪ねてもみました。
しかし、そこには古書店はなく、喫茶店があるだけでした。
近所の人の話では20年以上前から、そこには喫茶店しかなかった、とのことです。
この話はいつの間にか私自身が創作して打ち込んだものなのでしょうか?
それとも、このCさんもまた、S森に行って、出会ってしまったのでしょうか?
アカネガミに・・・。