緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第11章 正義の鎖に堕ちる
「おいおい、そんなに嫌がるなよ。ホンゴウもお墨付きの安全なやつだって言ったろ?」
「安全とかそういう問題じゃないです! だってそれ、うねうね動いてるじゃないですか! 絶対に嫌!!」
あの島を出てからというもの、赤髪海賊団の航海はすこぶる順調だった。
数々の島に寄港するたびシャンクスは片時もの側を離れず、まるで宝物を慈しむかのように常に彼女を守りながら過ごしていた。
そんな二人の様子を目撃した島民や海賊たちの間では、自然とひとつの噂が広まりつつあった。
『あの赤髪が、片刻も離したがりやがらねェ特別な女がいる』
当の本人たちはそんな噂話もどこ風吹く風。
それどころか噂を証明するかのように、今日もシャンクスはとの甘い時間を過ごす為に余念がなかった。
「あの時持ち帰った苗がこんなに立派に育ったんだぞ。使わない手はねェだろ?」
「だからって、なんで私で試そうとするんですか!」
シャンクスが手にしている鉢植えからは青く怪しく発光する数本のしなやかな触手植物が、意思を持っているかのようにウネウネと蠢いている。
害がなく、ただただ相手を気持ちよくさせるためだけのものとはいえ、あの花の島で酷い目に遭ったにとってはトラウマそのものだった。
逃げ出そうと扉へ向かうだったが、シャンクスは余裕の笑みを浮かべてすばやく回り込み、あっという間に壁際へと追い詰めた。
「ちょっと、シャンクスさん! どいて……っ!?」
「ほら、大人しく俺に委ねてみなって」
シャンクスが鉢植えを近づけると青く光るしなやかな植物のつるが生き物のように伸ばされ、の細い手首や足首へとすり寄ってきた。
「嫌、ダメ……っ! うそ、なにこれ……温かい……っ!?」
「だろ? ただただ、お前を気持ちよくさせるためだけの触手だ。ほら、ここも……」
ひんやりとしているかと思えば人肌のように温かい触手が、衣服の隙間から滑り込んでの肌を優しく撫であげる。
細くしなやかな先端が、彼女の敏感な部分をピンポイントで弄り始めると、の口から甘い喘ぎ声が零れ落ちた。