第13章 おと ボレアス
『お前の毛並みは柔らかいのだな』
『···や··わら··ぁい?』
綺麗な湖の上に佇む壊れた城の中で俺は寝ていた
『北の地に向かう。お前はどうする』
『私は誰かに言われた言葉の通り残る、最後にお前に名前を授けよう。北の風··北風··ボレアス』
『ボレアス。我の名か』
ふっ··、
「····」
随分と昔の夢を見た
〜〜〜····♪
むくっ
(歌が聞こえる)
我は起き上がり歌の方に向かう
〜〜♪
「〜〜♪」
サクッサクッ
「クウゥ··」
「こんにちは、狼さん達」
ゴロゴロ
「う〜〜····」
(狼達がかなり身を委ねてる。それにライアーで演奏してるのか)