第9章 彼は遊女の彼女を手放したくない 【鬼滅の刃 不死川実弥】
窓から差し込む朝日の眩しさと、下腹部に感じる異様なまでの「重み」と「熱」で、いのりは目を覚ました。
(……え? あ、れ……っ)
身じろぎをしようとした瞬間、内側の肉壁が、自分を貫いている太く硬い「塊」をはっきりと捉えた。
昨夜、血気術の熱に浮かされた不死川に突き立てられたまま、二人して疲れ果てて眠りに落ちてしまったのだ。
「あ……っ、ふ、ふぅ……っ、ん……っ」
顔を真っ赤にし、腰をわずかに捩って離れようと試みる。
だが、その動きが、眠っていた獣を呼び覚ましてしまった。
「……ん、……ッ、おい、動くな……っ」
低い、掠れた声が耳元で響く。
不死川が微睡みの中で眉を寄せた。
しかし、彼もすぐに自分が置かれている状況――いまだに彼女のナカに深く根を下ろしている事実――を理解した。
「……実弥さん……繋がった、まま……っ」
「……わかってンよォ。……っつーか、朝っぱらからそんなに締めんじゃねェよ……っ」
驚きと羞恥で顔を伏せる不死川だったが、ナカのあまりの居心地の良さと、朝の生理現象が重なり、萎えるどころか、その塊はいのりの奥でさらに熱く、硬く膨張を始めた。
「あ、ぅ……っ! おおき、く……っ!!」
「……クソ、……テメェが、変な動きするからだろォが……ッ!」
不死川は抗うのを諦めたように、いのりの細い腰をガッシリと掴んで引き寄せた。
「あ、はぁっ! 実弥、さんっ、……まって、……あ、んッ!!」
「待てるかよ……っ。こんなに、吸い付いてきてンだろォが……ッ!」
不死川は腰を浮かせると、溜まっていた熱を解き放つように、朝一番の激しい一突きを見舞った。
ドシュッ、と濡れた音が狭いナカで響く。
「ひ、あぁぁああッ!! いきなり、奥……っ、あ、あ、あ……ッ!!」
「……っ、はぁ、はぁ、……ッ!! 昨夜あんなにやったのに、まだこんなにキツいなんて……反則だろォが……ッ!!」
不死川は獣のように荒々しく腰を振り始めた。
寝起きで潤い切ったナカは、彼の楔を飲み込むたびにグチュグチュと淫らな音を立て、昨夜の残滓と混ざり合って溢れ出していく。