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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第3章 ノーマルトリガー





休日・午前。

カノンは意を決し、扉をノックする。
応答があり、室内へ。

一斉に、視線が集まる。


「来たか」


返事は二宮。
犬飼、辻。オペの氷見もいる。


ここは、二宮隊室。

先日、大学内で遭遇した際、
シューターの指南を願い出た。


二宮は少しばかり驚いたようすで。
何故 俺に聞くのだと言った。

もっと聞きやすい奴が、いくらでも。
面倒は嫌いなんだとも。



「あなたが。シューターとして理想だからです」



皆が最強だと認める能力。

それだけではない。
盤面の把握能力、的確な対応指示。
近界民に匹敵する、トリオン量。


彼に教わりたいと。
素直に思ったのだ。




目を見てはっきりと言い切るさまを見て。
嫌いではない、と。二宮は思った。




但し、本部内の訓練室は駄目だ。
見世物になる気はさらさらない。

そういう経緯があり、単身出向いたのだった。




二宮とふたり、訓練室に入る。
犬飼らはそれを見学する。



「いやあ、珍しいものが見れる」
「そうだね」


彼ら隊員は。今度の休日、
訓練室を少し使うことになるとの理由を聞き。
相当驚いたのち、見学をこじつけていた。




まず、お前の能力を示せ。
ヒュースが教えてくれたことを思い出し、
基本から、独自の弾道をひき攻撃するまでを見せる。


「…………ふん、」


粗削りではあるが、概ね出来てはいる。
トリオンに余裕もあるようだ。


時間差で球を打つことや、
散らした上で、誘導することまで。
勤勉な者だという噂は本当のようだ。




「意識すべき点は、いくつかある」




基本は自分で磨け。
俺は合成弾などの使い方と、
向上点のみ教えてやる。


「充分です」



よろしくお願いします。
改めて、頭を下げ。
二宮は手を掲げる。







陽が落ちるころまで、
それは続いた。






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