第7章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】16~20話まだ未配信
ソレがまざまざと分かったのが、先日[カマバッカ王国]に来た時。考えて見れば[ゾウ]でミンク族を見た時もきっとそうだったのだ。
(元々ミンク族や多種族はベポを知ってるし)
子供が全然いなくて、気軽に触ったり、遊んだりするのがムズしい国民達はアルタイルとベガにとても優しい。チヤホヤして父と母がいらないくらいに世話をやいてくれる。そんななのだが、初めて会う人にも一切の人見知りもなく、むしろ笑顔と愛嬌を振りまく我が子達。
(嬉しい反面、どこかせつないんだよね…)
「あんなにめっちゃ似てたら疑われなくて済んだでしょ?母親は自分で産めるからイイけど父親はね~。やっぱり『自分に似てる』って思って父性を育てていくのかな?」
「どうだろ………性格じゃない?コラさんは出会った瞬間に懐かれてだけど。子供達も『自分達と同じ色』だと安心したのかも」
「へ~!やるなあコラさん!」
「最初の邂逅以降、二人共すっかりバパっ子になったから、私はなんか複雑なんだけど」
「あははは!ナニその顔!!うん、でもコラさんが幸せそうでホントによかった!」
「なんかコアラちゃんもサボさんもいつも結構コラさんのことを気にしてくれているよね。ありがとう」
「だってコラさんはあたし達の『お兄ちゃん』みたいな感じなんだよ。好みとかじゃないから安心して」
「その辺は全然心配してないよ。どんな目で見てるかくらい分かるもん」
「ホントに~?」
「本当本当。コアラちゃん初めて会った時からそうで、今でも変わらないもん。よく見てれば他の人のも分かるつもりだよ」
「んじゃそういうコトにしておくね」
妖しげに含んだ笑いをする彼女に少し疑問を残しながら、それから一緒にイワンコフさんのところに女子力を上げに行った。