第5章 番外編/独白1独白2【ロー】
柔らかい身体を抱きしめたり、おれを誘う口唇にキスしたりして、━━━をとにかくたっぷりとすみずみまで堪能した。
だってそれはもう………
独りよがりではなくなったのだから。
どこを触っても怒られもイヤがられも怯えられたもりしない。赤くした顔で答えてくれる。それがどれだけおれを煽って………………キゲンをよくしたか分からねェ。
嬉しくて嬉しくてクルー達全員にスゲェイイ酒と宴会を開いて大盤振る舞いをしてやった。1ヶ月の自由時間も順番に企画している。
あとは記念に新しい彫り物をして、3人で揃いの物と、━━━と揃いのピアスを買った。
楽し気に笑いながら『島でも買いそうな勢いッスね』と言ったのは誰だったか。
(仕方ねェだろ!?)
ウソみてェにそれからの日々は信じられねェほどに幸せだった。コラさんと━━━がこの世にいてくれるだけでイイのに、おれの船に、おれのクルー達と共に家族で乗ってくれる。
ガキ共だって[━━━が産んだ子供]としてカワイがっていたけど、コラさんのガキでもあった2人は『大好きな2人の血を継いでいる』と思うとなんとも言えねェ存在になった。
いつかはおれと━━━のガキも絶対ェに欲しいし、早く見てみてェ。けど、きっと自分のガキよりもあいつらの方が愛しく思ってしまう。だからちゃんと割りきれるようになるまではお預けした方がイイ。
(なんだかんだ言ってもスゲェ幸せだけどな)
不意におれのふとした時の反応や対応を嬉しそうに見ている━━━。彼女が求めた物はコレだったのかと、その表情を見て思った。
こんなにたくさんの[奇跡と幸せ]をもらってるんだ。やっぱり天使かもしれねェ。
間違いなくおれの全ての功績はコラさんが作ったものだ。だからその全てはこれからも━━━に捧げよう。
あいつとなら[幸せ]になれるから。