第9章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】28~32話ワノ国編/1幕2幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
29/40話:1(3/3)/1P┃83/00P┃2300字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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空が割れ、龍姿の酔ったカイドウが現れて、すっ飛んで行ったルフィ。見事な状況判断でそれを自ら《シャンブルズ》で追うロー。この後、カイドウの《熱息》で本拠地にしていた廃墟のお城が跡形も無くなるけど、しのぶがみんなを助けてくれるはず。
だからコラさんとペンギンさん達に『失くしたくない物とローが盗んだ食料の確保』をこっそりと耳打ちして、その場をそそくさと離れた。
行きたかったのは[海楼石の釘をホーキンスに撃たれて逃げてきたローがいるシーン]だったので、森の中に出て、木に受け止めてもらう。
(珍しく『参ったな』とか言って困った顔をしてるのをなんか放っておけなかったんだよね)
少し待ってると走る人影が私の前で止まる。
「え……!?」
「そうだよ、……私」
すぐにハンカチを使って海楼石に触らないようにローくんの肩から丁寧に抜いて、そのままヒシと抱きついた。
「イチャイチャしに来ました」
「………みんなは無事なんだな?」
「当ったり前じゃん!誰がいると思ってんの」
「じゃあ、あのバカだけか」
「ルフィも大丈夫だから安心して」
「…なら、いいか」
言い終わった瞬間に口を塞がれる。久しぶりにしたローくんとの長い口づけも、その腕の暖かさも強さも、彼の体温も匂いも、全てに泣きそうになるくらいに幸せで、絶対に失いたくないと誓う。
執筆日〔2024,06,03〕
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