第8章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】21~27話革命軍/世界会議編
時間がまだあったのでせっかくだからエースさんに電伝虫をすることにした。
【プルル……プルル……プルル……】
個人所有のヤツでも携帯やスマホと違って、基本は手元に置いていない電伝虫は『かけてから出るまで放置』が当たり前。連絡を取り合うのが分かっていたり、部屋に置いているのはその限りではない。
【ガチャ……!】
『はいはい、………キャラか?』
「当たりです。…よく分かりましたね」
『電伝虫の顔がな。おれの番号を知ってる奴って限られてるし。こんな顔すんのお前だろ』
一番電伝虫をしているであろうエースさんに特徴を覚えられてしまったようで、なんだか少しハズかしい。
軽い照れをごまかしながら今回の[ワノ国]で、彼にしてもらいたい事柄を伝える。
「あのですね、エースさん………」
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話終えるとテンガロンハットをかぶった可愛い電伝虫がニヤリと笑う。
「おう、分かった分かった。おれも[イレギュラー]だから『どこにいてなにをしてイイのか』をキャラに聞かねェとと思ってたんだ」
「え、ありがとうございます………すごいですね」
『いやマルコが………そのあたりをスゲェ心配しててな。おれは大抵ェ思ったままに突き進む!』
「あはは!エースさんはそうですよね。あ、じゃあ無事にマルコさんに会えたんですね?」
「問題なく会えたぜ!これからネコマムシとマルコと一緒に[ワノ国]に向かうからよ」
「はい。お会いできるのを楽しみにしています」
(ふふふ、わざわざ言ってなかったけどイゾウさんも一緒に来るんだよね。あぁ………実物のマルコさんもイゾウさんも久しぶりに拝めるからすごく楽しみ!絶対に死なせたりなんかしないんだ!)
改めて誓いを胸に刻む。
切ったあとの電伝虫におやつをあげてたら、玄関で音がしたのでそそくさとそちらに行く。なんだか無性にコラさんに抱きつきたい。
執筆日〔2024,06,01〕