第3章 空色の恋(時透無一郎)
最終選別で会った雫は戦闘に長けていて、鬼を斬って斬って、斬りまくっていた。
雫は呼吸の中で最も多い、水の呼吸の使い手だった。
自分が相当の手練れだと、自負していたんだろう。
僕の目の前に現れた鬼の首を斬り、ふふんと鼻を鳴らしてかけて行った。
僕は闇雲に呼吸を使わない。
というか最終選別の鬼ごときに、呼吸なんて使うまでもなかったのだけど。
当然のように雫も僕も選別を通過し、僕たちは晴れて隊士になった。
隊士になって初めての任務の日。
僕たちは同じ任務についた。
雫は相変わらず自信たっぷりな様子で、刀を抜いては無駄に素振りをしたり、一方的に育ての話をしたりしながら気持ちを落ち着かせていた。
そんな雫が、戦闘中に足を負傷した。
予想外の鬼の動きに隙をつかれ、刀も遠くに飛んでいってしまったようだった。青ざめながら助けを求め、絶体絶命のところを
僕が助ける形になった。
鬼は塵となり、僕は雫を背負って野営していた洞穴に向かった。
雫を降ろすと、目からは大粒の涙がポロポロと落ちた。
言葉には出ていなかったけれど、雫の気持ちはよくわかった。
「気にすることないよ…
自分が弱いと知ることは大事なことだ。」
僕がそう言うと、雫は更に泣いた。
その涙があまりに綺麗で、驚いて
気づいたら僕は雫を組み敷き、
隊服を脱がせて雫のナカに潜っていた。
雫は眉間に皺を寄せながら僕にしがみついていた。
秘部から血液が流れ、グチュグチュと濡れたソコを割り進めるように何回も突いた。
初めて感じる、脳が溶けるような快楽。
雫の体を舐め回し、ひたすら腰を振っていると、時間は昼を過ぎていた。
ぐったりとした雫の頭を撫で、服を着ると、雫が目覚めるまで、ずっと側にいた。
蝶屋敷に雫を運ぶと、胡蝶さんにこっぴどく叱られた。
怪我人を抱いたのか、と…
なぜわかったのだろう。
流石だなと思った。
その後…
任務から帰宅したある日、鴉が手紙を咥えて飛んできた。
そこには産屋敷邸に来るように、と記されていた。