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《冨岡夢》恋い、慕う[鬼滅の刃]

第18章 憤慨




この時代に来てから
令和にいた頃よりも気が強くなってきたような気がする自分自身に驚いたけど、

自分の意思がはっきりしてるのはいい事だよね…。


冨岡さんを避ける、なんて
今まで一度も考えた事なかったし正しい選択かどうかは分からないけど…


やっぱり、先日の出来事を何度思い返してみても
自分の悪かったところが何も浮かばなくて…、


目の前に置かれている冨岡さんへのプレゼントを
とりあえずは視界に入らないように、隊服のポケットに仕舞い込んだ。





ア「…すみませんさん、
いらっしゃいますか?」

『アオイちゃん…?いるよー』




ちょうど仕舞い終わったところで
部屋の外からアオイちゃんから声を掛けられて返事をすると、入り口の襖が開いた。




『どうしたの?何かあった?』

ア「えっと…、
今、水柱様がお見えになったんですけど…」

『え……、冨岡さんが…?』

ア「さんに会いに来られたようですが…、お部屋にお通ししますか?」




…あんな事がなかったら
私は喜んで部屋に来ていい、と返事をしていたと思う。



謝りに来てくれたのかもしれないけど
さっき決めたように、そんな簡単にこの前のことは許せない。



…っていうか、あの日から数日経ってるのに来るの遅くない!?


悪いと思ってるなら
すぐに来てくれればよかったじゃん!!



何日間も放置されて、今更…
という考えが頭の中を占め、少しくらい冨岡さんを焦らしてあげないと気が済まなくなった私は、返事を待っているアオイちゃんに向き直った。





『今は冨岡さんと顔合わせ辛くて…
帰ってもらうようにお願いしてきてくれないかな?』


ア「えっ…、でも…」


『仕事が忙しいって理由でいいから…
お願いします。』


ア「…。分かりました、ではそのようにお伝えしてきます。」


『ごめんね…?ありがとう…』




アオイちゃんは
この数日間の私の様子を見て、冨岡さんとの間に何かあったことは察してくれているから
私に心配の目を向けていたけど、適当についた嘘を冨岡さんに伝えに行くため通路を歩いて行った。




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