第34章 久しぶりの再会
家に帰れば雅は加賀の腕に早々に抱きすくめられた。
「…城…?」
「黙って…?」
「優勝おめでと…ン」
ゆっくりとキスを落としてくる加賀。それにこたえる様に雅も加賀の腰に腕を回す。
「城?」
「優勝のお祝い、もらってもいい?」
「…ん」
ベッドに連れていけばどさりと押し倒して体を重ね、何度も肌を重ね合う二人。
熱と、欲望をぶつけ合う様に、時に甘く混じる様に溶け込んでいくのであった。
翌日から少し休み。翌日には雅はまとめ、加賀も家でゆっくりとした時間を過ごしていた。少し休憩…と椅子を立った雅は珍しく加賀の横に座れば擦り寄っていく。
「…どうした?」
「ううん?オンもオフもこうして一緒に居られるのって幸せだなって思って…」
「そうだな…」
そう一言いえば加賀はゆっくりと肩に腕を回して抱き寄せる。
「…そういえば、明日って何か予定あるか?」
「予定?特に私はないけど…どうかした?」
「いや、ないならそのまま空けといて?」
「…?ん、解った…」
そう返事をするものの、雅は何かあるのかな?くらいにしか思っても居なかった。それでも加賀は満足そうに頷いている。
「…楽しいことあった?」
「いや?特には?」
「そう?」
ふふっと笑う雅につられるように加賀も口角を少しだけ上げていた。
「…城?」
「んぁ?何?」
「ずっとこうして…一緒に居れたらいいなって思う…」
「ずっと?」
「…あ、その…変な意味とかじゃなくて…」
「変って何?」
「えと…」
そう濁す雅の顔を覗き込む様に加賀は見つめ返すもののはっきりとした返事はこれと言ってもらう事は出来なかった。