第21章 蝶は舞う
「はぁ、、、、」
朝からため息が止まらない。
何故ならが急遽、今日から潜入任務らしく数日間逢えないのだ。
ほぼ同棲状態であったが故、がいて当たり前の夜が今日から当分一人。
仕事なのは仕方がないが、やはり寂しいものだ。
こんなことになるなら昨日もっかい抱いておけば善かったと少し後悔した。
そんな訳で俺は朝からずっとこの調子って訳だ。
俺の調子を見兼ねた姐さんが飯に誘ってくれた。
ちょうど会合後ってこともあり、首領も一緒に行くことになった。
一人で寂しく飯を食うよりかは、まだマシかと思い俺も姐さんの誘いに乗ったのだ。
連れてこられたのは、よく首領たちが通っている小洒落た中華料理店だ。
少し暗めの室内に、全席個室。
俺も何度か来たことがある。
此処のオーナーはポートマフィア傘下の兼光組の息子が経営しているのだ。
飯も美味いし、全席個室ってこともあり裏社会の人間や、政治家などもここを利用することが多い。
だが最近変わったことがある。
それは、、、、
安藤「いらっしゃいませ。森様、尾崎様、中原様」
森「やぁ、相変わらずお綺麗だねぇ」
安藤「ふふ、本当に森様はお上手ですね。それより本日から新しいスタッフが入りましたので是非後で紹介させて頂きますね」
森「そうなのかい、楽しみにしているよ」
そう、最近スタッフの入れ替わりが激しいのだ。
少し前まではそんなことはなかったのに。
スタッフは主に美人な女が多い、勿論に勝る女はいねぇが、それなりに顔が整った奴らだ。
以前来た時にいたスタッフは見当たらず、新しい顔ぶれに総変わりになっている。
まぁここは闇の世界ではあるのだから仕方がないことなのだが。