第2章 恥辱
部屋に戻りベッドに横になったは、一気に具合が悪くなったのか、盛大にトイレで嘔吐。
何も食べていないのか、吐き出されるのは胃液のみ。
何度も咳込んでは吐いての繰り返し。
あれだけ動いていたらそりゃ具合も悪化するでしょ。
あらかた吐き終わった彼女をベッドに運び、テーブルに硝子からもらったゼリーやプリン、ポカリを置く。
本当は看病してあげたいけど、これから任務があるしな。
まぁ僕ならすぐに終わらせることができるけど。
でも、彼女はいらないと僕の貴重な親切心を突っぱねた。
GLGの僕の看護を断るのなんてくらいなんじゃない?
ていうか、具合が悪いと言うのによく悪態を吐く元気があるな。
呆れたため息を吐きながら、彼女の頭に手を伸ばす。
「早く治ってよ。で、早く僕を殺して見せてよ。君がそんなんだと僕の調子が狂う」
「意味、わかんない……」
「大人しく寝てな」
少し汗ばんでいる柔らかく細い髪の毛が、僕の指に絡みすり抜ける。
今にも壊れてしまいそうなほどか弱い。
頭から布団を被る姿に思わず笑みがこぼれた。
早く元気になってよ、。
じゃないとつまんなくて死んじゃうよ、僕。
たった数日だと言うのに、彼女との勝負を僕が思う以上に僕は気に入っているみたいだ。