第17章 day13 ホークス
ホークスside
俺の方を振り返って
甘えるように見上げてくる少し垂れ目がちな大きな目
呼吸を乱しながらも
ベッドに行きたいと言おうと頑張っている
そんな姿が可愛くて
まだまだそんなちゃんを見ていたい気もするし
今だけはちゃんは俺のものだと実感したくて
大きなガラスに自分達をうつして行為に及んでいたが
そろそろ俺もちゃんとおんなじ気持ちだった
あんな可愛い下着姿をカメラマンや他の大勢に見せたくなかったとか
俺が来なかったら違うヒーローとあんな撮影したのかとか
あれからちゃんはどれだけの男に愛されたのかとか
今まで余裕なふりして
優しくて理解ある男のふりして隠してきた
嫉妬とか
そんなん色々ひっくるめて
もうどうしようもないくらい乱れるまで
抱き潰したい
撮影の時から我慢してて
名前で呼ばれた時からもう無理だった
でも
やっぱりちゃんからもっと俺を求めて欲しくて
意地悪なのは分かってるけど
にこりと微笑んで見つめていると
小さな声が聞こえてきた
『うしろ‥‥からじゃなくて‥っ‥‥かお‥‥みて‥‥ぎゅっ‥‥てしたい‥っ‥です‥‥っ』
「!!!」
『だ‥からっ‥‥ベッドに‥‥いきたい‥‥です‥』
「‥‥‥それはちょっと可愛すぎてやばか‥‥」
『ひゃあっ?!』
ずるりとナカから昂りを引きぬいて
揃いの下着を身につけたままちゃんの身体を抱き上げる
そのままその身体を
キングサイズの大きなベッドへ組み敷いて
小さな掌に手を重ねて
指を絡めとる
そのまま顔を近づけて
前にもしたような
恋人同士がするような深くて甘いキスを繰り返していると
何かを思い出したように細められていた目がパッと大きくなった
『っ‥きす‥‥だめ‥なんでした‥‥っ‥』
「ダメ‥‥?」
『約束‥‥した‥ん‥です‥っ』
「約束ねぇ‥‥誰としたんです?」
『そ‥それ‥はっ‥‥』
「イレイザーヘッド」
『っ!』
「付き合ってるんですか?」
『いえ‥付き合っては‥‥』
「それなら遠慮はしませんよ」