第24章 番外編➀ 困惑
[は……え?]
彼とは条くんのことだろう
そういえば聞くとはいっていたけどここで聞かれるとは思っていなくて驚いてしまったからか
[あ…!]
思わずフルーツを落としそうになってしまう
だが間一髪フォークで押さえる
(危ない…危ない…)
[あ…あら…!ごめんなさいね…!急にそういう事聞いたから…]
[いや…大丈夫だよ!そんな…]
[よそ見していた私が悪いし…!]
[……その…何かあったんでしょう…?]
(何かって……えーと…)
私の顔を伺いながら恐る恐る
いつもだったらそんなふうに聞いてこないのに
何かあると言われればあったといえばあるのだが
事故とは言えキスしてしまったり身体を触られたり刺激が強いことが立て続けに起きたのだし
でもこんな事さすがに
(い、言えない〜…………)
脂汗が出てきて止まらなくなりそうだ
こんな話椿ちゃんにどう言えばいいのか
(とにかく…これは伏せておいて楽しかったとか言えばいいのかな…)
[お祭り楽しんだだけだし、特にはないかな…]
嘘をついて心苦しいけどそう答えるしかない
そう思い普通に言ってみると予想外の返答が返ってきてしまう
[え!?告白されなかったの!?]
周りにも聞こえる大きな声でとんでもない事を口走っていたのだ