第24章 番外編➀ 困惑
やっと準備が終えると
一階から声が聞こえる
[〜!椿ちゃんが来たわよ〜!]
どうやらおばあちゃんが知らせに来てくれたみたいだ
[は、は〜い…!!]
[今行きます…!]
だから言わんこっちゃない
早く決めていればバタバタと行くことにならなかったのに
(もう…私の馬鹿……)
とにかく待たせてはいけない
口紅をさっと塗った後ドタバタと階段を降りていく
ちなみに今日のコーデはシャツワンピにレギンス
小さめのショルダーバックという悩んだ挙げ句楽な格好になってしまっていた
イヤリングもしているしノーカンだと思うことにしよう
降りてすぐ玄関に向かっていると話し声がする
普段聞いている優しく思いやりのあるあの子の声
(椿ちゃんだ……!)
待たせてしまって申し訳ないな
謝らねばそう思い姿が見えたところで
[ごめん…!椿ちゃん〜!お待たせ…!]
どうやらおじいちゃんとおばあちゃんと雑談していたようだ
私に気がついたのか
[遅えぞ]
[あら〜!!数日ぶり♪]
ひらひらと手を振りながら朗らかに笑顔を向けてくれていた
電話の時はどうかしたのかと思っていたけど元気で可愛らしい普段の椿ちゃんのままだ
勝手かもしれないけどいつもの姿が見れたからなのか安堵してしまっていた
[うん…!数日ぶりだね〜遅れちゃってごめんね…!]
[気にしてないわよ♪]
私が靴を履くのを待ってくれた後
[さ〜て]
[それじゃあ借りるわね〜のこと]
おじいちゃんは最初椿ちゃんを見て驚いていたものの外見とか関係なく普通に接してくれたというのもあるのかすぐに打ち解けてとても仲がよいのだ
もちろんおばあちゃんもだけれど見ていてとても微笑ましい
[おう頼むぞ椿]
[よろしくね椿ちゃん]
[は〜い♡じゃあ行きましょ]
[うん…!それじゃあ行ってきます〜!]
[気を付けてな/気をつけてね〜]