合同リレー作品集【鬼滅・呪術・ヒロアカ・WB 他】
第5章 お題小説 花モチーフの歌 + α
「楓…。」
「はい!殊現様!」
殊現様に呼ばれて、私は勢いよく顔を上げました。
私の勢いに殊現様は一瞬止まって、そして私の様子が面白かったのか、声を上げて笑ったのです。
殊現様に笑われて、私は恥ずかしかったのですが、彼の笑い声を聞いているうちに、胸の中の緊張は少しずつ解けていくようでした。
なので、一通り笑い終わった殊現様が手を伸ばして触れてきた時には、もう少しの戸惑いもありませんでした。
殊現様はゆっくりと私を布団の上に寝かせてくれました。
そして私の白小袖の紐を解くと、ゆっくりと私の体から白小袖を脱がせていきました。
同じように殊現様は、自分で白小袖を脱いでいきます。
私ははしたないですが、布を纏わない彼の体から目が離せずに、ずっとその様子を夢心地で見ていました。
私と同じような視線を、殊現様からも感じました。
どちらからともなく、私たちの体は重なりました。
「ちゅっ…あ…ちゅっ…。」
重なる唇は、いつもの口付けではなく、深く、殊現様の舌が口の中に入ってきて、その熱が余計に体を熱くさせました。
その内に殊現様の唇は、首筋から胸元に移動していきました。