第9章 𝕎𝕒𝕥𝕖𝕣 ℍ𝕪𝕒𝕔𝕚𝕟𝕥𝕙

「…撮ったら怒るよ」

『なんでオレもう ひかりちゃんじゃなきゃ反応しないんだけど』

「なにそ…ﾝｯ//やぁ…」

写真は寝てるときに撮らせてもらえばいっか。ブラの下に手を通して上にずらし、胸全体をやわやわ揉みほぐしながら乳輪をなぞり、乳首を弄ぶ。振りまかれる鈴のような喘ぎ声が昂ぶりを後押しさせる。


「あっ…！や、やぁあ…んんん!!///」

『…他は全然成長してない割には
身体だけはやらしく育ち過ぎ…っ』

乳房の間に顔を押し付け、吸い上げて紅い華を咲かせていく。不幸にも ひかりちゃんの首の付け根に痛々しい噛み跡がちらりと見えたんだよね。

あんなもん見せられたら独占欲掻き立てられるでしょ。白い肌に残る散りばめられた跡に心の底から高揚感と充足感が湧いてくる。

「…わぁ…なに…これ」

『足りないからもっと付けさせて…』

指先を掴んでシーツに押し付ける。顔の輪郭を舌でなぞって首元に這わせていく。首にもいくつか華を咲かせ、例の噛み跡は他より深くきつく吸い上げる。

「んっ…いたいっ」

『少し咲かせすぎたかも』

「…これ制服から見えるっ」

『ハハ…いいじゃん、誰のものか分からせてあげれば』

一本一本の髪の毛をいとおしむように丁寧に頭を撫でながら、もう片方の手を既にぐっしょり濡れているショーツに手を掛ける。

咄嗟に ひかりちゃんの両手に手を掴まれ、制止される。

「…！ちょっ…ちょっと待っ…///」

『止めたくなった？』

「そ、そうじゃなくてけ、啓悟くんも…！」

体を起こした彼女はオレに抱き着いて、ジャケットを脱がしてくる。

「私だけなの…ズルいから…」

『恥ずかしくなったの？いいよ…オレも直に ひかりちゃんを感じたいし』

黒のインナーを脱ぎ捨てて再び覆いかぶさると ひかりちゃんはカッと顔を赤く染め、言葉にならない声を唇から漏らす

「〜〜〜っ」

「…かっこいい//…早く…続きして？///」

ボソッと呟いた声に心が平衡感覚を見失いかける。

大切とか大事とか、今まで積み上げてきた時間も全部投げ捨てて

戻れないとこまで一緒に堕ちよ？